スノーケリングを楽しもう
早朝に東京を出発。沼津ICを降り、そこから山間部の国道をひた走り、南伊豆町に到着。最初に訪れたのは、伊豆最南端の石廊崎。岬には、「日本の灯台50選」に選ばれている白亜の石廊崎灯台、石室神社そして断崖の最突端に熊野神社がある。荒々しい海岸の景色は、見る者の心を奪う。また、駐車場近くから遊覧船も出ており、切り立った断崖を下から眺める景色も圧巻だ。
石廊崎から中木に向かう途中、あいあい岬という絶景ポイントがある。ここからは、奥石廊崎の景観と、ヒリゾ浜を眺めることができる。この場所からも、ヒリゾ浜の海の透明度の高さがうかがえる。また、ユウスゲ公園に隣接しており、7月~8月の間、夕方から黄色い花が咲くユウスゲの花が、海岸から山にかけて群生しているのを一望できる。
お昼をすませ、中木へ到着。ヒリゾ浜でのスノーケリングは翌日にとっておき、 “ドルフィンスイム”を体験することに。参加する場合は、中木マリンセンターに予約をしておく必要がある。イルカが飼育されている場所に船で行くと、ひょこっと顔を出し「遊び相手が来た」とイルカのほうが喜んでいるようだ。まずは、インストラクターと一緒にエサを上げたり、ジャンプをさせたり。イルカも人間も慣れてきたところで、マスク・スノーケル・フィンをつけ、ゆっくり海に入ると、イルカのほうから体を寄せてくる。大人も子どもも、イルカと一緒に楽しいひと時を過ごすことができる。ぜひ、体験してほしい。
中木の民宿は、中木の漁師さんの新鮮なお魚料理が自慢だ。どこの宿も海の幸を堪能できる。 今回お世話になった民宿“甚四(じんし)”は、通常のプランに加え、お得な「ドルフィンスイム体験プラン」が用意されている。イルカと遊びたい人には、オススメの宿だ。夕食は、自分たちで配膳をする。子どもたちにはいい経験かもしれない。テーブルには、並びきらないほどの料理が。アワビやサザエの御造りは、別注文で頼むことができる。伊豆に来たら是非食べておきたい。9月から解禁になる伊勢海老の時期に合わせて来るのもいい。9月の海は、人も少なく、8月より水温が高いので、スノーケリングをするには、最適だ。
ヒリゾ浜へは、中木から船で渡る。渡船の運行期間は、7月中旬~9月末。中木マリンセンター横の受付でチケット(大人1,000円、子ども500円)を購入し、船に乗る。船酔いする間もなく、3分で到着。荷物を置き、スノーケリング開始だ。水中を覗くと噂どおりの透明度だ。5m底の小石まで見える。さらに、黒潮の通り道となっていることから、小さな魚だけでなく、真鯛など大物の回遊魚が泳いでいる。洞窟のような場所もあり、冒険気分でスノーケリングを楽しめる。水深4~7mの場所には、サンゴの一種ヒメエダミドリイシの大群落が。東京から数時間の場所であることをすっかり忘れてしまう。ヒリゾ浜に、売店やトイレはない。でも、大丈夫。シーズン中は、8隻の船が数分おきにやって来るので、いつでも港に戻ることができる。1日何度乗っても料金は同じ。目一杯スノーケリングを楽しもう。
時間があれば、中木から、車で30分の波勝崎に行ってみよう。ここには、約300匹の野生の猿が生息している。人間が屋内から、鉄格子越しにサルに餌をあげることができるのだが、自分たちが檻の中にいるようで不思議な感覚だ。さらに外に出てサルたちに取り囲まれるとサルの国に誤って紛れ込んでしまったような気になる。ちなみに、この波勝崎でもスノーケリングを楽しむことができる。くれぐれもサルに荷物を持っていかれないように気を付けよう。 また、南伊豆町には、下賀茂温泉・弓ヶ浜温泉などがあり、下賀茂温泉の銀の湯会館では無料で足湯が楽しめる。気軽に疲れを取れることができ、休憩ポイントに最適だ。

中木マリンセンター
〒415-0311 静岡県賀茂郡南伊豆町中木48-1
TEL.0558-65-0030
http://www.nakagi.jp/
「ドルフィンプログラム」
●ドルフィンウォッチング(イルカへの餌付け体験)
¥2,000 ※小学生以上
●ドルフィンスイム(餌付け+スノーケリング体験)
¥5,000 ※小学3年生以上
民宿甚四(じんし)
〒415-0311 静岡県賀茂郡南伊豆町中木1672
TEL.0558-65-0806
宿泊料金のご案内
●通常プラン
¥6,825(1泊2食付)
●お得なドルフィンパックプラン
¥10,500(1泊2食付)
















